まず確認する必要があるのが、光の反射の法則。鏡などの反射材の表面で、光がどのように反射するか考える。物理では、反射面に垂直な方向から測った光線までの角度を使う。入射光に対する角度を入射角、反射光に対する角度を反射角という。それぞれ、θ、φと表すことにする。反射の法則は、θ=φで表される。非常に簡単な法則だし、直感とよく馴染むから「自明」のように思う人も多いだろう。どうしてこの法則が成立するのか、その理由についてはここでは考察しないでおこう(またの機会に)。
反射の法則 |
放物線で反射する光(水色の点線)。 入射光は水色の実線。反射点はP。 |
まず点Pの座標をP(x,y)とする。もちろん、y=(1/4c)x2が成り立つ。
点Pにおける放物線の接線の方程式を知りたい。まず傾き(英語ではgradientという)を計算する。曲線y=f(x)の傾きは、その微分df(x)/dxで得られるから、y'=(1/4c)2x=(1/2c)xということになる。入射光線の位置をx=dとすると、接線の傾きはd/2cで与えられる。
点Pにおける放物線の接線の方程式を知りたい。まず傾き(英語ではgradientという)を計算する。曲線y=f(x)の傾きは、その微分df(x)/dxで得られるから、y'=(1/4c)2x=(1/2c)xということになる。入射光線の位置をx=dとすると、接線の傾きはd/2cで与えられる。